酸素分析について(続報)

酸素分析測定装置の変更について

長らく酸素分析測定の受付を停止しており、大変ご迷惑をおかけし申しわけございません。
従来機にて酸素分析時に使用する試薬が不具合により入手困難なため、しばらくの間、仕様を下記に変更の上、限定的ではございますが酸素分析の受付を再開いたします。

   従来)JM0-10 株式会社ジェイ・サイエンス・ラボ社 製

     ↓

   変更)MT-5 株式会社柳本製作所 製

MT-5にての酸素測定時、メーカーが保証する測定誤差は0.5%ですが分析条件の検討と検証を重ね0.3%以内に入ることを確認しておりますが、受付できるサンプルは下記に限らせていただきます。

・ 吸湿性ではない試料
・ C・H・N・O・Pt・Au以外の元素を含んでいない試料

(従来の妨害要素、妨害元素+ハロゲン、硫黄が不可になっています)

また、合成時に使用した金属化合物由来の残留物や精製時に使用したガラスフィルターによる残渣も測定に影響いたしますのでご注意ください。

従来機にて受付しておりましたCl、Br、I、S含有試料につきましては検証中です。
以降、酸素分析に関することで進展がございましたら、ホームページ上でご案内いたします。
その他ご不明な点がございましたら下記までご連絡ください。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。


【連絡先】
京都大学大学院薬学研究科・京都大学薬学部
有機微量元素分析総合研究施設(元素分析センター)
〒606-8501
京都市左京区吉田下阿達町46-29
TEL:075-753-4596
HP:http://genbun.pharm.kyoto-u.ac.jp/
E-Mail:center@pharm.kyoto-u.ac.jp


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