有機微量分析は重要な定量分析法、純度検定法の一つで、主に合成化学物質の確認や天然物の化学構造の解明のために用いられる分析法です。安定した物質かつ純度の高いサンプルであれば高い精度で分析値を得られます。
当施設で測定可能な元素は炭素、水素、窒素、酸素、硫黄、ハロゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)リンの10元素です。
2022年7月現在、分析に使用するHeガスの調達が難しくなってきております。9月分までは確保できていますが、今後の入手状況によっては、CHN分析、O分析の遅延や依頼受付の停止が発生する恐れがありますので、お急ぎの場合はご相談ください。
(S,Cl,Br,F,I,P分析には影響ございません)(2022/7/11)
水素および炭素の含有量が極端な場合、概ね水素、炭素が2%以下または85%以上の場合は、大まかな数字で結構ですので(1%、2%、90%、100%等整数でも可)予想含有率のご記入をお願いいたします。